てぃーだブログ › こうばしい日々 › 日々 › 事の成り行き

2012年05月03日

事の成り行き

事の成り行き



1年で最も過ごしやすく爽やかな皐月、うりずんの季節・・・のはずなのに、


気の早い沖縄は梅雨入り宣言。


湿気でまとわりつくシャツがうっとおしい・・・


しばし熱気で頭がぼーっとなる。


ぼーっとした頭のまま、先週まで居た国へ想いを馳せる。




行き先は人生2度目のヨーロッパ、そして今回はパッケージツアーじゃない


パリ市主催の日本文化発信イベント”Le Jardin Japonais ”への参加がメインの目的。



このご縁は沖縄を代表するデザイナーの1人:MADONNAの山内光子先生が、たまたまお店に居合わせた母をイベント参加に誘ったのがキッカケだった。




母からの喜びの電話に驚いた私が、事の成り行きを山内先生に確かめに行くと、



今年はパリ市主催で日本の伝統文化、工芸、ファッションなどを紹介するイベントが、約1ヶ月に渡り開催されることになり、


山内先生も沖縄を代表するデザイナーとして招聘されたとのお話。



どうやら先生は、数年前にフランスで開催したイベントで素人モデルによるファッションショーを開催したらしく、


プロモデルのショーとは異なる盛り上がりに手応えを感じ、母を素人モデルの1人として誘ってくれたという経緯だった。



何となく話が飲み込めてからの展開は早かった、日本や沖縄の文化を海外で発信するイベントに参加出来る!

しかもスタッフとして参加するので渡航費も格安・・・結果、母だけじゃなく、妹、私、そして私の姑・・・と一家総出でパリへ行くことになったのだ。

(ご一緒したのはプロのモデルや琉球舞踊の方々も含め、確か約30名程の大所帯でございました。)




パリ(途中ロンドンへ2日)合計10日間のヨーロッパの旅は珍道中そのもので、アクシデントだらけの日々だったが、


沖縄の伝統文化である”紅型”をフランスで披露する素晴らしいショーに参加出来たことは勿論、


これまで出会うことのなかった分野で活躍する人達と出会い繋がりが出来たことなど、


全てが大きな財産になった。


もう、これには、ひたすら感謝しかない。



それにしても



つくづく人生って何が起こるかわからない。



タイミングがきた時に、その波に乗れるかどうか。




「ちゃんとご先祖様を供養しているからこその幸運だと思うのよ。」




そんな確信めいた母の言葉が、目眩を憶えるほど心に響いた五月雨の回顧録・・・。



事の成り行き
@9日間同じ部屋で過ごした母と義母の逞しい背中。



事の成り行き
@最終日慌てて観に行ったエッフェル塔。東京タワーに見えなくもない。








同じカテゴリー(日々)の記事
平成31年初日記
平成31年初日記(2019-01-24 11:23)

久しぶりの投稿
久しぶりの投稿(2017-08-28 17:29)

不惑まであと3年
不惑まであと3年(2012-08-12 03:11)

ほんまもん
ほんまもん(2012-03-28 04:29)

刃金の質
刃金の質(2012-03-25 08:09)


Posted by umiunagi at 08:29│Comments(6)日々
この記事へのコメント
こんばんは、はじめまして。足跡から来ました。

私もこのパリ文化祭の会場に居たのですが・・・
もしかしたら、どこかで合っているかも知れませんね。

初日参加メンバーで夕食をご一緒したお店でお会いしたとかではないですか?

私達は、沖縄のサンシンメンバーでした。
私のブログにもパリ日本祭りをUPしてますのでよろしかったらご覧ください。4月のUPです。

これも何かの縁ですね。訪問ありがとうございました。
Posted by tyorotyoro at 2012年05月18日 21:58
tyoroさん
コメントありがとうございます。
5/4に沖縄を旅立ち、確か舞台に立ったのが5/5でした。
なので初日の夕食会には参加していませんが、途中、県人会の食事会と最終日の交流会に遅れて顔を出しました。
でも同じ催しに参加したので、どこかですれ違っているかもしれませんね!

あらためて、tyoroさんのBlogにお邪魔します!
Posted by umiunagiumiunagi at 2012年05月19日 09:59
おはようございます。

残念でした。私達は4/3フランス入りでしたので、一月ずれてますね^^

4月のパリはまだかなり寒かったです。私達メンバーも中、高、大の学生とサンシンの伊波先生は70歳の構成で、ほとんどが初めての海外旅行でしたので、おっしゃるように珍道中でした^^

現地ではフランスのメンバーとコラボしたのが楽しい思い出です。先生がそのままサンシン教師でパリに長期滞在しているので、また訪ねてみようかなと考えてます。
Posted by tyoro at 2012年05月19日 10:17
tyoroさん
おはようございます。
入れ違いでしたか!残念!;

フランスの方々との三線を通しての交流、素敵です。自分の生まれ島の伝統に携わることは、世界に繋がることなのだと実感させられる旅でもありました。

>ほとんどが初めての海外旅行でしたので、おっしゃるように珍道中でした^^

うちは姑が初海外だったので、いろいろありました、笑。メンバー全員にも珍事が起こり、笑えない位、大変なこともありましたが、それも旅の一つの想い出ということで・・・。



>先生がそのままサンシン教師でパリに長期滞在しているので、また訪ねてみようかなと考えてます。

わぁ〜!良いですね!
わたしも、また機会があればゆっくりパリを散策したいです^^。
Posted by umiunagiumiunagi at 2012年05月19日 10:29
いくえさん
お久しぶりです。ブログ拝見しております。落ち着きますね~なぜでしょうか。

この記事でチャンスに乗れるかって言葉にうちあたいしてまいました(`_´)ゞ

人生は絶妙なタイミングでチャンスがやってくるのですね!
Posted by 金城はるか at 2012年07月24日 12:37
ハルちゃん
元気ーーー!?
ご活躍はFaceBookでも拝見してますよ。
そして、ここで落ち着いてくれてありがとう(笑)

>この記事でチャンスに乗れるかって言葉にうちあたいしてまいました(`_´)ゞ


何かあったのでしょうか?
私は俯いていた時や、前につんのめり過ぎていた時は、目の前にあるチャンスに気付かずに過ごしていたような気がします。

多分、いまの自分が”自分らしくあろう”と、気持ちいい方向に気持ちを向けてるから、絶妙なタイミングに乗れているのかも知れません。


去年の”不動の時期”に何かを乗り越えたのは確かだよ。

私が乗れたんだから、ハルちゃんは間違いなく乗れるさ。私はそう思います。
Posted by umiunagiumiunagi at 2012年07月25日 02:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。