2012年04月27日
「rg」5月号

沖縄の魅力的な紙媒体が姿を消していく中、この月刊誌を発見した時は
「こんなカッコイイ雑誌があるんだ!」
と感激した記憶があります。
その紙媒体が日本最古のショッピングセンター・プラザハウスが発行する”「rg」”。
物心ついた時から、母に連れられてお洋服を選んでもらったり、
お祝いの時には「月苑飯店」で祝って貰った大好きなショッピングモール。
大人になってからはデートコースとなり
日々のルーティンから逃れたくなった時、息抜きに訪ねる場所でもあり
県外で生活していた時の郷愁の風景は、何故か生まれ育った那覇ではなく
沖縄市・コザ・ロージャース、プラザハウス・・・といった具合で、
故郷を象徴する場所でもありました。
それはおそらく、戦後の復興時、本土復帰前の沖縄で
逞しくも立ち上がった祖父母や母にとっての良き時代の想い出が込められた
場所だからこそ。
そんなプラザハウスショッピングセンターの月刊誌「rg」に執筆させて貰った経緯は
至ってシンプル。
とあるソーシャル・メディアを介して、社長本人に直接アプローチさせて頂いたのがキッカケ。
(実は十数年前、幸運にも取材させて頂いたことがあったのです。)
本来は、多才なプロフェッショナルである内部スタッフのみで制作していた本誌が
特別記念号を発行することになり、急遽人手が必要となったという絶妙なタイミングでのオファー。
それからの毎日はとにかく目まぐるしく、30数店舗の取材に1週間・原稿執筆に5日間といった具合で
あっという間に過ぎ去り、そして昨日待望の「rg」5月号が発行されました。
今回私はフェアモール15周年のテナント特集ページを担当しています。
大好きな場所で大好きな媒体に関われたこと、お金には換算出来ない貴重な経験を
させて頂いたこと、全てが夢見心地な日々でした。
私が動こうと決意した時に出会った言葉
”どんな素晴らしいアイディアも実行しなければ夢物語である”
あの時、この言葉に背中を押され、この場所に縁のある方達を
訪ね歩き、良きアドバイスに恵まれたこと、何より私の無謀なアプローチを
大きな度量で受け止めて下さった方に愛と感謝を込めて執筆しました。
手に取って読んで頂けると幸いです。
またお仕事、ご一緒させて貰えますように。
*イベント情報*
□プラザハウスフェアモール15周年 特別展
15515 琉米文化写真展
2012年4月27日(金)〜5月31日(木)
プラザハウスフェアモール内/3Fグローバルギャラリーにて開催
Posted by umiunagi at 07:31│Comments(0)
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